10代最後の買い物はすももの新刊になりました。あのセンスはどこから湧いてくるんだ……本筋もギャグも面白すぎてまさかのヤングガンガン購読に手をつけてしまいそうです。ニコイチと荒川も連載中なんだっけか、いやだめさすがにお金が……絶対コミックス欲しくなるマンガ他にも出てきちゃうだろうよ……！あばば。チューチューしていらっしゃる！とデュンがキました。進太郎可愛すぎる。委員長はいつも切ない。またもや泣かされてしまった
○○のために～って結局おまえの独りよがりなんじゃないの？はお慕い申しております一生尽してゆきますな関係にとっては最大の壁でありテーゼですよねハァハァ。なぜ興奮する。それはお慕い申しております一生尽ｓ(略)萌えだからである。それを問われたときに、「独りよがりでもかまわないからお役に立ちたい」が黒曜で「独りよがりなわけないじゃん～」がヴァリア、部下のスタートダッシュがやたら早いため一見独りよがりなんだけど、そのうちボスがまとめて全部返すから結果的にプラマイゼロになるのが並盛。のような気がします
黒曜は黒曜戦前と家光の保護を受けた後では意識が全然違うとは思うんですけど、リング戦時ではやっぱり何もできていないに等しいので実質的にはまだそんなかんじ。犬千種と髑髏ちゃんだと微妙に意味合いは変わってくるんですけどね。早く俺たちがいないと骸さまはダメなんだぜ！に昇華しないかな。未来ではそれなりにそうなってると思うんですけど
ヴァリアは基本的に自信たっぷり主義なので、何があっても表面上は「俺がいないとボスは生きていけないし～」を貫いていってほしい。でも内心は負けたり役に立たなかったりする自分が気に入らないので強さを追求しにかかるんです。ルッスの帰ってきてくれたのよ発言はとっても重い。GJ子安先生。まあボスと愉快な仲間たちを強調したいというよりは、ボスを怖がりつつも妙に気安いヴァリアが好きなんです。自分たちの恥になりそうなこと以外は全部超本音で喋ってそうなあたりがいい。本音といえば今回の優介はよかった。ももこを殴った時の本音がよすぎた。ヴァリア内でボスに言葉を選ばないのは多分スクアーロだけで、自信とアホさが理由ですが、たとえばボスが10代目になれなかったりエクステにくっついていた尻尾をなくしたりして超やさぐれたときに、てめえ何してんだおまえはそんな男じゃねーだろとぶん殴れるのもスクアーロだけなんだろうなと思います。でもボスはももこじゃないので素直に反省なんてしません。殴り返し殴り倒し病院に1か月ほど閉じ込めて、その1か月で何事もなかったかのように復活します。帰ってきたスクアーロも何も言いません。傍迷惑なツンデレはいつものことな上、過去8年の空白のせいで「いいの、ボスが迷惑をかけてくれるだけで私たち嬉しいの……」という心境に落ち着いてしまったボスの我儘保護団体ヴァリアー
並盛は下が突っ走って綱吉が頭抱えるのが黄金律なのでもうそれでいいんです。デーチモは後で全部まとめてお返しできるからいいんです。しかし日常編→リング編→未来編の獄の犬っぷりの変化はなかなか面白いです。未来編の始め、棺の前に飛ばされた後やラルの話を聞いた後に、ひとりで突っ走らず、まず10代目を安心させることを優先させたはやとはほんとうに成長したなあと思います。10代目を思いやったら今度は自分にストレスが溜まっちゃって、その結果がγ戦におけるたけしとの喧嘩だったりビアンキ姉さんへの態度だったりするのかと思うと、そこもまた未熟な部下でとてもいいです
今回前半で孝士がすさまじいマダオっぷりを発揮してくれましたが、てゆうか料理のシーン、本気で涙滲んだのにあの展開で呆然だったんですが(笑)、前巻と後半を読むとしょうがないなと思いました。だってあれ、ボスがヴァリアのみんなの協力によって、本当は大好きだった9代目と和解したよ！やったね！よかったね！でも実は全部presented by 綱吉だったよ！綱吉にかかればこんなん簡単なんだよ、ちょろいんだよ、なぜなら10代目だからね！つおいからね！！ボスはいつだって綱吉の掌の上なんだよ！！どんまい！！！……っていうのと同じなわけじゃないですか(……)うんそう考えると可哀想だ
ちなみに上の例でボスが料理ガシャーンをした場合の周りの反応↓
ヴァ・9代目「またか……」
ボスの我儘保護団体ヴァリアー。そして初代団長9代目
どうでもいいけど私は未来ボスと未来9代目は和解していなくていいよ派です。簡単にパパンなんて呼べないのよ……年齢的に、じゃなかった年季的に。親父呼びもしないといい。いやでも溶けてからまた8年経ってやっと親父呼びできたボスと、泣き崩れるわけでもなくびっくりするわけでもなくただ嬉しそうに返事をする9代目とか……いいな……
いつも通りの「もうなんだって萌える」結論に落ち着いたところでさようならティーン。おやすみなさーい
