ようやくARIAを買えたので以下リヴァイ外伝の感想です。ビジュアルノベル版既読なので結末のネタバレありきな感想になっています。未読の方はご注意ください
あっ先月号の感想を書いたときに質問をいただいたので貼っておきます、ビジュアルノベル版の感想のリンクはこちらです→★
大筋はビジュアルノベルと大差ないものの3人が調査兵団に認められていく描写が強調されていましたね。すごくいい!肩寄せ合って生きてきた身内以外に認めてもらったり褒めてもらったりする機会なんてほとんどない人生を送ってきたのだろうから、イザベルの素直な喜びには色々と感じ入るものがあるし男二人も複雑だろう。「敬礼ができるようになったと褒められた」というのはつまり調査兵団とイザベルがお互いに兵士として存在を受け入れたということなので、結果的にこのままリヴァイが先走ることなくエルヴィンにストレート負けしていれば調査兵団兵士として生きる道は非現実的でも屈辱的でもなかったんだよなあ、ということを考え始めると、きっと現代の兵長も同じようなことを6年間考え続けているのだろうなと気持ちが落ちる
ただファーランはまだしもイザベルは直情型だし身体能力が下手に高く素早いから、たとえこの回で生き残っていたとしても目の前で仲間が食われたら突進して返り討ちに合う可能性も結構高いんだよなあと……情をかけられることに慣れていない分仲間への情が厚い調査兵団兵士にはとても懐きそう。同じおばか系とはいってもコニーのように自身の能力の自覚と引き際の良さがイザベルにはなさそうなので、どっちにしろひやひやさせてくれそうです
さーARIA読むぞと思ってページ開いたらハンジさんがたくさんいたのでオリジナルエピソード増量かと思いきやよく見たら先月分でした。ハンジさんの出撃コマがありましたね。相変わらずの美人だな!そういえばこの頃のハンジさんはまだ巨人研究に目覚めていない時期なので、憎しみのままに巨人をぶった切ってた時代ですね。先月今月のすっきりした美人がどう変貌するのか見たいところですがさすがにそこの追加は難しいかな!だがしかし希望は捨てぬ
この後リヴァイも怒りに我を忘れ意識を飛ばして巨人を殺しまくるわけですが、憎しみで頭をおかしくしたハンジさんに自分を重ねてみたりはしないのかなと思う。イルゼの手帳OVAのハンジさんはもう研究したいモードだったので、外伝とイルゼの中間の、巨人に憎しみを叩きつけまくるハンジさんと、自分の矜持を殺すことに専念していたのであろう兵長の過去話が知りたい
作中の空と同じく私の頭の中にも暗雲立ち込めてきてしまいましたが……ビジュアルノベル未読でARIAが初見の読者の中でも、さすがに二人が死んでしまうことに気が付いていない方はほとんどいないかと思うのですが、あんなつらすぎる死に方だとはさすがに予測不可能なのではないかと……「あっさりかつ凄惨な死に様」は進撃にはよくあることとはいえキツすぎる。ので、漫画版はビジュアルノベルとは別の終わり方でいいと思うんだよ!すんでのところで助かったけれど怪我のせいで除隊されてしまったから現代の調査兵団にはいないんだよ、ってことでいいじゃないですかね!それでいこう?????
しかし毎回言ってる気がしますが「悔いなき選択」って……おそらくリヴァイの人生において最大の「悔いても悔やみきれない選択」について描く話だというのに……鬼だわ……
今日は大きすぎる仕事を一人でやっていて一日中緊張し通しで、これ今月のリヴァイ外伝が雨が降り始めた後の話にまで進んでいたらさらなる緊張で死ねるな!と思っていたのですが、ギリギリ進んでいなくてよかったです。いや次回に先送りされただけですけれども!これからが本当の地獄だ……。とりあえず生き延びたので胃にやさしいもの食べて寝ます。おやすみなさい