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あのね……ガウェインがね……本当に全部良かったんだけど特にガウェインが、ガウェインがあまりにも良すぎて……思わず物販のアクスタ買っちゃった……普段あまりこういうの買わないんですけど……買わずに帰宅できなかった……


というわけでFGO6章神聖円卓領域キャメロット後編を浴びてきたので感想を書きます


ネタバレなし感想としては全ての登場人物のことを好きになりすぎてしまう映画でした!!出てきた全てのサーヴァントに聖杯を捧げたいし、藤丸立香が完璧な藤丸立香だった。「作画がすさまじい」というだけではなかった、すべてが良かった


6章の、FGOの、というかFateシリーズの映像化として最高峰の出来、日常を浸食する伝奇モノとしてHF3部作が最高峰というのであればキャメロット後編はファンタジーとして遜色なく並び立ったなという印象です



以下続きからネタバレ感想










タイトルの入り方が完璧すぎて勝ちを確信した。なお実際のクオリティはその時の確信の50000倍優勝だったわけですが……



いきなり最終局面の話をするのですが、獅子王の御前に至るまで、ベディの描写が丁寧な上に宮野真守が最高の仕事を積み上げていったので、マーリンの魔術が解けて人間だとバレるところ、知ってたしむしろ「来るぞ…!」と興奮して迎えた場面だったはずなのに泣いてしまった。もうここまでで「見たいもの全部見せてくれる映画」という確信を強く持っていたのに最後の最後で藤丸の「消えていない最後の令呪」の描写でダメ押してきてもうダメだった


ゲーム本編でも「はぁああぁあ」となったベディとアルトリアとの思い出、あんなふうに王に微笑まれたら返せないよ、王がいなくなってしまうことを何よりも恐れるよ、1500年放浪するよ……獅子王の迎撃を正面突破するベディに在りし日の主従のやりとりをオーバーラップさせる所業、シンプルが故に効きました マーリンが悲しそうなのめちゃくちゃ解釈一致で……あの魔術師は文字通りの人でなしだけど「機構として在ろうとするアルトリア」が彼の最大の地雷だから獅子王こそマーリンの地雷を培養したかのような存在なので、表情無く声の演技だけでマーリンの悲しみと諦めと疲れと自省とベディに対する少しの希望を表現する櫻井孝宏に泣いた



なお前の投稿でも書きましたがこの感想内の「泣いた」は誇張表現ではなくガチで泣いています 演技演出作画音楽すべてがかみ合うとマジで何の前触れもなく涙って出るんだなあと改めて実感しました、それにしてもこんなに涙が出っぱなしの映画はさすがに初めてかもしれない



そう ガウェインの話をします この映画本当によく捌いたなとしか言いようがないほど全ての登場人物の戦う理由がはっきりとしていて大満足の一言だったのですが、主人公たるベディは別格としつつあえて一番を挙げるとしたらガウェインだな……裏主人公と言っても過言ではない丁寧なフォーカスっぷりでもう もう……


ガウェイン・アグラヴェイン・モードレッド兄妹の「今生こそは我が主の望む世界を」という覚悟を劇場の大画面でひたすら浴びせられてしまったらもう涙するしかないんですよね。とにかく一貫していて良かった。PVにもあったガラティーンの炎に焼かれるガウェインの手、あの直前のシーン、高く投げられたガラティーンが日の光で炎を帯びてガウェインの手の中に戻る描写が好きすぎて1回目より2回目の方が泣けた。あのタイミングであのシーンを入れようという発想……



とにもかくにもガウェインの不夜の描写が最ッッッッ高でした、ただ明るいだけでなく光の透明感が鮮烈で良かった……獅子王を信じると決め、自ら心を失うことを決めたトリスタンを見送り、仲間と妹の「忠義ゆえ」の叛逆を滅し、聖伐を司ってきたガウェインの覚悟、まさに揺るがぬ太陽であった。ベディとの決闘に決着がつきガウェインの命がじわじわと尽きていくのを暮れゆく太陽で表現して、ギフトが尽きた後に本来の満天の星空がバーっと広がる描写、本来のカルデアが星読みの機関であることを踏まえて最高の描写……



ガウェインとベディのなりふり構わぬ決闘、ベディがガウェインの最期もベディの最期も表情が見えないのとても良かったな。水島さんの演技も最初から最後まで良かった。今回ホームズは出なかったわけですが、兼ね役が無くcv水島大宙をガウェインとして集中して聞けたのは良かったな。最期の「恨めしい」のぽつりぽつりとした言葉、はぁああ……となった


それはそうとバスター3枚どころかバスター500枚かな?って戦い方には和みました、ノーモーションで石の壁を突き破りながら突進してみたり槍を顔面で折ってみたりクソデカ瓦礫を支えてみたり見事なバスターゴリラで最高でした!!!!!そう顔 顔が 顔がめちゃくちゃ良い……いや全員顔が良かったんですけど……ガウェイン、全出番で顔が良かった……いや全員良かったんですけど……あの重機みたいな身体に乗っかったふわ髪童顔さあ……ズルいんだよなガウェインは……


ガレスちゃん……鎧もベコッとえぐれてるしガラティーンが深々と突き刺さってるのに死に顔はきれいであどけなくて、ガウェイン……山の翁、ガウェインの救いの機会を残してくれて本当にありがたかったな……というか山の翁の絶対的強者っぷりが醸し出すド安定感っぷりめちゃくちゃ良かった。出てくるたびに視聴者&プレイヤーを不安にさせることに定評のある同じ声帯の某神父は見習って


ガウェイン、そもそもデザインが最高なんだよなと実感しました、ワダアルコ先生天才の所業……いやガウェインが良すぎてオーディオコメンタリーみたいになるわ感想が!!ガウェインの話が尽きないわ!!!



最初の方!ファラオにフルネームを呼ばれてビクゥ!となる藤丸は健康に良いし、だからこそその後の世界くらい救ってみろの啖呵が効く。エジプト組とカルデア、はっきりと協力体制は取らなかったのがまさにファラオで良かった。オジマンディアス王とニトちゃんが仲良しで可愛かった。癒しだった。というかニトちゃんの一挙一動が可愛すぎる。ファラオ、cv子安の演技力もあってセリフの説得力がハンパない上に最高にかっこいいのでズルい。宝具セリフにテンション爆上がりですよ


いやまさかラムセウスティンティリスをTRIGGERっぽい演出でお出しされるとは思わないじゃん!?監督がTRIGGER出身なのは知ってたんですけどまさかね!?最高でした。そして門を壊すのが三蔵ちゃんでなくデンデラ電球だったので三蔵ちゃんはどうなるのかと思いきやまさかあんな最高の見せ場が用意されてるとはね



そう!!親子喧嘩!!!開始数分で始まる親子喧嘩ですが2回見て2回ともここでボロボロ泣いてしまった。マシュがとにかく良かった、いやここほんと良かったです!!動きもカッコよくて……盾を出したり消したり殴ったり、蹴って押し込んだりと本当に良かったし、予期せぬ息子の影に素でオロオロしていたランスロットの様子が良かった。はわわ…ってなってて可愛かった。なんだろうランスロットがマシュのことを「女性」でなく「自分の子」として見ているのがめちゃくちゃ伝わってきて良かった。女性といえば遠目に見ても美女だったので助けたよのくだりの軽蔑マシュも凄まじく良かった。「お父さん」の破壊力よ……



ランスロット、あの状態からどうやってアグラヴェインと相打ちまで持ち込んだのか全然わからなすぎて円卓最強の名は伊達じゃないな。ランスロットVSアグラヴェインは完全にアポクリファのカルナVSジークの作画だったので興奮した。ランスロットの裏切りに対してガウェインとアグラヴェインが「またかお前は」とガチギレしてましたが確かに2人の心情を考えればそりゃキレるのである。強い設定のキャラが本当に何の疑問もなく強かったので良かった。アッくんに気取られる前に粛清騎士を秒で片づけるお強さは何なんですか?そりゃ宝具強化が来なかったのも頷けるってものですよ(?)



トリスタン、いやこの人も強すぎない?緊縛されてもフェイルノートさえ爪弾ければ勝ち確なのさすがに強すぎない?いや今更なんですけど。私は6章のトリスタンの最期が大好きという歪んだ嗜好を持っているので原作準拠で良かったです……獣の自覚があるトリスタン……ギフト前、「ここにベディヴィエール卿がいたらどうしただろうか」って絶対に思っただろうな。PVにもあった、横やり入れてきたハサンに対するガチおこのセリフ、映像がついたら500倍良かった。


トリスタンこの前のスキル強化+ガレスちゃん向けセリフ+「私はあなたのために死ぬでしょう…もちろん冗談です」という完全に冗談じゃない追加セリフをブチ込まれマスターは2部6章への心労で瀕死なのですが、この映画を見てトリスタンの解像度が上がってしまったせいで心労が加速をかけて殴ってきているので6章が怖くて仕方がない。え?大丈夫?大丈夫ですか?もう本当にやめてください


三蔵ちゃん……すごくよかった……まさかモーさんを救済してくれるとは……良かった…ありがとう……門壊すのがファラオの役割になっててびっくりしたけど最高の見せ場が用意されていた。三蔵ちゃん、ずっと「頼りになる強いお姉さん」で安定感がハンパなかったな。三蔵ちゃんがいたからこそのキャメロット攻略だった。バトルの如意棒の駆使っぷりやら動きっぷりやら見てて楽しかった!変則周回やレイドバトルで相手のクラスが何だろうとぶちかましてもらっていて弊カルデア使用率宝具TOP5に入るであろう五行山釈迦如来掌でボロ泣きする日が来るとは。あれは泣くじゃん!?来る事件簿復刻のレイドよろしくね三蔵ちゃん……


えっいや本当にすごい……すごかったなモーさんと三蔵ちゃん……ゲーム本編6章のモードレッドはとにかく狂乱といった印象でひたすら狂っていたのが我々の心にダイレクトアタックだったわけですが、ギフトを貰いつつあくまで理性を以ってアーサー王の騎士で在ろうとする劇場版モードレッド卿にボロボロ泣いてしまった 今も思い出すと涙目になってくるんですけども いやさああの円卓がふたつに分かれて殺し合うとこ、モーさんは最初から王と共にあるのを選んだわけじゃん、あのさあ……モーさんは母親の影響でキャスター不信なわけですが三蔵ちゃんを認めて消えてゆくの良かったな、アポクリファもだけどモードレッドが何かを掴んで消えていく描写に私は弱い。それはそうとベディの存在を報告してなかったことを怒られたときの顔と反応がめちやくちゃ可愛かったし、ガウェイン助けにいこうとしてアッくんに止められたときの「見捨てるのか」も可愛かった モーさんは可愛いんだよ 弊カルデアのエース



いやダヴィンチちゃん、めっっっっちゃ可愛かったな!?作画がロリンチ寄りではなかった!?そりゃランスロットも助けるよ。あんなに可愛いのにアームの挙動が最高にメカで何から何まで良かった。あまりに良すぎてダヴィンチちゃんが出てくるたびにその可愛さにびっくりしてしまった。一方ドクターですが出番がちょうど良い塩梅だった……!ホームズが出ないことによりドクターへの疑惑描写が消滅したわけですが、英断だったと思います……円卓に没頭できた……



ハサン……藤丸の「静謐ちゃん」呼びが可愛すぎた。静謐ちゃんひたすら可愛くてケガが痛々しくもあり見ていて辛かった、最期まで身体を張って頑張ってくれたな……そして呪腕さんがどちゃくそよかった、というか稲田徹……いや……あれは……すごかった……安元さんもだけどあれだけ低い音程で怒鳴ってるのに何喋ってるか聞き取りやすいの本当にプロの技だよ……すごかった……すごかったとしか言いようがない演技だった。戦闘もあのトリスタン相手によくやったよ……映像化&モーション改修でトリスタン強すぎワロタが補強されまくったいま、一瞬とはいえトリスタンを捉え呪いを叩き込んだハサンたちは本当に頑張った。それにしてもトリスタン、呪われるまでほぼ無傷だったの強すぎてこわい



はい そしてアグラヴェイン卿です あの……「アッくん早く実装してくれ」という気持ちと「いやだ俺のことマスターだなんて呼ばないでくれ人理なんてどうでも良さがってくれ我が王のこと以外を考えないでいてくれ」という気持ちが拮抗して今にもツインアームビッククランチぶっ放してしまいそうなのですがどうすればいいですか??ハァ……ウィズマイファミリーという名の最高礼装を見て落ち着こうと思い見たのですがよくよく考えたらキャメロット見た後ほどつらい礼装じゃんこれ!!!もうやだ!!!助けて!!!



ランスロットとアグラヴェインがお互いの相いれなさで動いていてほんと良かった。完全にアポクリファのカルナvsジークの作画だったランスロットvsアグラヴェインですが、ランスロットはアロンダイト無しでその辺から借りた剣であの状況からアッくんと相打ったの!?すごすぎる。ガウェインvsベディもガウェインはガラティーン無しというハンデがあったわけで、ベディもアグラヴェインも「格上に勝った理由」が単なる精神論じゃないのがよかったな……



獅子王、とにかく瞳が美しかったし、神→アルトリアへ戻りゆく川澄さんの演技が最高だった。エクスカリバーを目にしてザワつき思わずといった感じで反撃したシーン良すぎてぞわぞわした。ロンゴミニアドの詠唱も良かった、感情の無い「ロンゴミニアド。」がとても良かった……ロンゴミニアド、空想樹っぽいの出てたけどあれ本当に何ー!?いやロンゴミニアドは機能的にほぼ空想樹じゃんみたいな考察はよく目にしてたんですけど実際に出てくると本当にこわい、2部6章がこわい!もうやめてこわいマーリン何とかしてくれ頼む。なんか先日の追加セリフで槍王がアーサーにプロトマーリンのこと尋ねてたんですけどあれは何!?こわいよー!



エンドロール見ながら思ったんですよ、ああアレが……アッくんのアレがなかった……これは……っておもってたんですけどいざエンドロール後にアレが始まると泣くしかないんですよ。アレをエンドロール後に入れるの全オタクが望む展開じゃないですか。もうそういうの全部盛り込まれてたんですよこの映画……エンドロールでちょっと落ち着いた涙腺を最後の最後で丁寧に決壊させてから終わる所業、何なんですか???トッポってすげえよな最後までチョコたっぷりだもん 私は中学生時代に読んだ銀英伝で帝国を推してしまったばっかりに「様々な忠義のかたちによる主従関係」という消えぬ性癖を刻み込まれてしまったのでキャメロットの円卓の忠義が本当にドツボなのですが、中でもこのアグラヴェインは本当に最高なのでもうこれだけでもう もう ありがとうございました……


最後に藤丸&マシュですが、マシュは親子喧嘩&とにかく「先輩のサーヴァント」として仕事をしていたのが良かった。ギャラハッドの真名解放により自信を持って動けるようになってからのかっこよさがハンパなく、それでいて表情はかわいらしく、さすが俺の最高の後輩!!!!といった感じだった。いやほんと親子喧嘩、円盤買ったらめちゃくちゃ繰り返して見るだろうなと確信できるくらい良かったです


そしてバビロニアのとき散々議論された「FGOアニメ化において藤丸をどう動かすのが正解なのか問題」をめちゃくちゃ上手にクリアしていたのでは?と感じた……いや今回はベディが主人公という変則的なアレなのでバビロニアと一緒にはできないのですが、プレイヤーキャラを無理に動かしたり喋らせたりする必要はなくその善性+マスターとしての心得が感じ取れる描写だけで良いのだ的な……ベディへの令呪とか……特に動きを用意しなくても島﨑信長は200%の仕事をするので……腕立て伏せの筋肉の動きがなんだかとても良かった。マシュに手を引かれるシーンも良かったしベディが人間だと悟るシーンも良かった、全体的に「藤丸立香、とても良かった」という感想に落ち着くくらいナチュラルに良かった。ありがとうありがとう



はあ……本当に良かった……そしてカルデア召喚後はみんな楽しそうにしてるので良かった、いや割とキャメロットの記憶持ちいるしアッくん未実装だしで手放しでハッピーライフではないですけど、それにしても……ベディはルルハワで楽しそうだったし執事もしてるし……トリスタンはお料理教室にチャレンジしたり……モーさんはお友達が結構いるし……ガウェインとランスロットは槍王にバニー服着せてキャッキャしてるし……いやガウェインとランスロットは許されなくない???許されない。でも王様が楽しそうなので何よりです。はー!!!カルデアで幸せになってほしいので2部6章で変なことにならないよう祈る、もう祈るしかない、実装は来月!?怖いよー!!!!


しかしこの円卓ド真ん中なエモーションのまま2部6章に突っ込めるのめちゃくちゃテンション上がるな。6章はできるだけ王様と円卓でクリアしようと思ってます!楽しみだな……!!



いやーーー本当に良かったですキャメロット後編!!このご時世なかなか通えませんができる限り見に行きたい、円盤はもちろん買うつもりですが劇場で見たい!!ありがとう劇場版。ありがとうございました!!!!
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